読書感想文:これだけは知っておきたい「プレゼンテーション」の基本と常識[株式会社ザ・アール]

今度の週中に社内企画をプレゼンする機会があるので、これを機にプレゼンのノウハウ本を漁ってみる。
同じ系統で気になった2冊を読んで見たいと思う。

今回は2冊のうち、基礎固め用の本を読んでいく。

どんな本か


タイトル通り、基本的なプレゼンのノウハウが詰め込まれています。

  • 基本的な心構え
  • やらないほうがいい事
  • 1:1でどうするか
  • 1:多でどうするか
  • プレゼンツールを上手に使う

に分けて、平易な文章で構成され、丁寧に書かれている印象を受けました。
説明用の図や絵が非常に多くて、理解するのも簡単で助かります。

数えてみたところ、もくじや章末のアドバイス以外
全てのページが「左ページに図または表」が使われていました。

内容や体系的な面から、入門書にはピッタリだと思います。

各章ごとにチェックリストもついているので、うまく活用できるとあとで振り返りにも使えます。

寸評

開始日    :2018/05/11
終了日    :2018/05/12
選択した行動 :電車の移動中に読書
誰とやったのか:1人で
得られた快楽 :5点 体系的に気を付けるべきポイントは列挙されていたので、これをベースに今後訓練していきたい。
感じたやりがい:6点 想定通り、基本的な内容が多い。(実践できるとは言ってない。)
やる前の期待値:4点 基礎本なので真新しい発見や、革新的な提案はない印象だった。

結果

内容は至極真っ当な事しか書いてなくて、新しい事は少なかった。
言葉的にもキャッチーな言葉や、聞こえのいい言葉はあまり使われていない。ただ、飾らない単語で書いてあるので、誰にでもすぐ実践に落とし込めるようになっている。
プレゼンのやり方が分からない場合、実践して、修正して、また実践。
という風に基礎ベースで実践できるのは強みだと思う。

内容について

読み切る目安時間

1時間30分~3時間程度。

前述とおり、全体通してページの右半分が説明、左半分が図・表だったりする。
なので、先に図・表を見てから右半分を読むと理解が凄く早い。

細かく項目分けされているので、電車の移動時間などの短時間でも読み切りできる。

各章の内容

1章

プレゼンの定義、あなたの傾向が分類できる。
非常にライトな内容なので、サクっと読める。

結局のところ所詮プレゼンは、コミュニケーションの一部であるという点は共通認識。
仰々しくプレゼンテーションと言っても、結局は会話と合意のかたまりですね。

2章

見た目と言動に気を付けようね。の章。

挨拶や見た目、声、仕草などのプレゼン実施中の諸注意が書いてあって
ビジネスマナー研修みたいな内容が多いです。

社会人なら基本でしょ
と思うかもしれませんが、意外に怠っていたりできてなかったりする事は多いです。

例えば、相手の目を見て話したり、声のトーンを変化させたりすることで
相手の聞きたいと思う印象を操作できます。

視覚的な第一印象で良し悪しが決まるのは、誰もが疑わない事実だと思う。
日本では手書き履歴書を丁寧に書く。という文化があるが、
これも「綺麗な字で書いた並の人」と「汚い字で書いた優れた人」だと前者の方が第一印象は良いです。

当然、こんなのはできている。
という方も改めてチェックリストで抜け漏れ無いか、確認の価値ありです。

3章

自分を優れた人に見せるテクニックと、相手を思いやろうの章。

所詮コミュニケーションなので、相手の粒度・知識量に合わせて会話することが大事。
エンジニアだと、どうしても特化した領域の技術に傾倒して、いわゆる意識高い系になりがちです。

相手の常識と自分の常識をすり合わせる。
という行為は初対面であればやっておいた方が良いと思います。

この辺は、ドキュメンテーションコメントに注ぐ思いやりと似てますね。
共通認識がないと、引数の時刻型は現在からどの時点まで有効なのか不明ですし、
数値に関しては負の数を受け入れられるのかも不明です。
あえて明示することで、書き手と読み手が同じレベルで仕事することができます

4章

大勢の前で登壇するときにも安心なテクニックと心構えが書いてある章。

3章に比べて、他人数向けのテクニックが増える

ターゲット層や、コアとなるメッセージを選ぶことで特定そうに響くプレゼンができるようになる。
フレームワークとか、小手先テクニックが結構多い。
批判的な意味ではなく、どれも納得のいく内容です。

例えば、会場全体をS字やZ字を描いて流すようにアイコンタクトするのは、
大きいカンファレンスで見ることのできる光景だったりします。

5章

パワポなど、プレゼンツールの上手な使い方の章。

プレゼンスタイルにも触れていて、帰納法や演繹法などよく聞くパターンが多い。
ほとんどのプレゼンが、本書で列挙されているようなを使ったものであると思われます。

このような型を旨く使い、聞き手が知っている型で話す事で同じ土俵でコミュニケーションが取れる。
我流でとっても素晴らしいプレゼンができないのであれば、このような型を頼って使ってみるのは良いと思う。

まとめ

全体的に、サクサク読めたのでコスパは良かったと思います。
意外に忘れがちな内容も多いので、チェックリストは上手く活用していきたい。

本の内容
全体的に初歩的だけど大事なことがいっぱい。
チェックリストがあるので、実施前・実施後のPDCAで使いやすい

内容から思った大事なこと
常識レベルを相手と合わせる事で、良いコミュニケーションが取れる。
話し方や、ビジュアルの第一印象でほぼ勝負は決まる。

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